「 大成温調 (1904) 」 の分析 = ヘムのDOE採用株ポートフォリオ 5位

DOE採用株 個別銘柄分析

今日の記事はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」の構成銘柄5位の「大成温調 (1904) 」の分析です。ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」は2022年6月30日時点で40銘柄となっています。40銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。

ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」構成銘柄&運用成績

ヘム
ヘム

今日はヘムのDOE採用株ポートフォリオ 構成銘柄5位、中国、米国ハワイ、ベトナム、シンガポールなど海外にも展開している(海外売上高比率は20%程度)、空調、給水など設備工事中堅会社「大成温調 (1904) 」の分析だよ。まずは、分析結果の要約です。DOEに就いては以下のページで詳細の説明をしているのでそっちを見てね。

「大成温調 (1904) 」の分析結果の要約

では、本日は 大成温調 (1904) を紹介します。

「大成温調 (1904) 」はPER15.1・PBR 0.48・ミックス係数7.25割安株ですDOE2%を目途とした配当政策を採用しており、純資産も5年で約16%増加しています。優待・配当利回りは300株保有で4.67%で 配当性向は約63.0%と高めです。

ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。

 

「大成温調 (1904) 」

優待・配当継続性自信度 

自信度C ▲

「 大成温調 (1904) 」の指標分析

では、大成温調 (1904) の各指標を具体的に見ていきましょう。

  • 銘柄   大成温調 (1904)
  • 株数   300株
  • 指数構成順位  5位 / 40銘柄中
  • 指数構成比率  5.45%    
  • 直近株価 1,883円 (2022/7/22)
  • 購入価格    1,779円  (+5.8%)
  • 優待  クオカード
    • 300株以上保有で3,000円のクオカード
    • 500株以上保有で5,000円のクオカード
    • 900株以上保有で10,000円のクオカード
  • PER 15.1
  • PBR 0.48
  • ミックス係数  7.25 割安 
  • 純資産の成長  順調に純資産が積みあがってます 
    •  5年前 21,326百万円 → 直近 24,697百万円 (約16%増)
    •  3年前 22,953百万円 → 直近 24,697百万円 (約7.6%増)
  • 自己資本比率 61.4%
  • 配当      78円
  • 配当利回り   4.14%
  • 配当性向    62.54% 高すぎる
  • 優待・配当利回り 300株で4.67%
  • DOE 2%を目途

当社は、当社グループの中長期的な成長へ向けた事業展開、経営基盤の強化等を図りながら、株主への長期的かつ安定的な利益還元を重要な経営課題と考え、DOE(連結純資産配当率)2%を目処とする配当方針を定めております

2022年3月期 大成温調 有価証券報告書

2022年時点ではDOE2%目途の配当政策をとっていますが、2021-2025の中期経営計画では「DOE2.5%への引き上げ」と「自社株買いの実施」を目標にあげています。

「 大成温調 (1904) 」の売上・利益分析

売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。2018年以降売上・利益共に下落傾向にあります。2021年はコロナの影響もあるものの、それを除いても下落傾向であると思われます。

ホー
ホー

ここ最近の業績はあまり良くないよね

ヘム
ヘム

そうなんだ、大成温調も経営環境が厳しい事は自覚していて、2021-2025の中期経営計画で以下のような逆風要因をあげているよ。①建設投資の縮小②少子高齢化
③働き方の変化④就労者人口の減少⑤デジタル社会への移行⑥気候変動・脱炭素社会
⑥新型ウィルスへの対応⑦ガバナンスの高度化

ヘム
ヘム

大事なことは、厳しい状況を直視して次の一歩を踏み出しているって事なんだ。大成温調の経営計画書からは、強い危機感を感じられるので絶対とは言えないけど復活のチャンスは十分あると思っているよ。以下は中期経営計画の抜粋だよ。

ヘム
ヘム

この取り組みが上手くいっているのか、今後も定期的にチェックしていくね

BPS(一株当たり自己資本)は緩やかに成長しています。DOE採用銘柄で、今後の配当の維持は可能と思われます。

ヘム
ヘム

DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。大成温調の場合はDOE2.0%を目途とした配当政策を採用しているから、BPS(一株当たり自己資本) X 2.0%が配当の目途になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。

ホー
ホー

BPSはずっと右肩上がりだよね。実際に配当も成長してきたの?

ヘム
ヘム

実際の配当推移は、次項で説明するね。大成温調では2019年の3月期の有価証券報告書で初めて「DOE(連結自己資本配当率)2.0%を目途に配当を行う」という配当政策にDOEを導入したよ。

「 大成温調 」の配当金の推移


長期的に増配傾向である事が見て取れます。優待・配当利回りは4.67%(300株保有)と高利回りですが、配当性向は約62.5%と高めです。DOE2.0%目途の配当政策を採用しているものの、近年業績が落ち込んでおり現在進行中の中期経営計画の進捗を注視していく必要があります。

ヘム
ヘム

下のグラフを見るとBPS(一株当たり自己資本)の成長に伴い、実際の配当額も成長している事が分かるね。大成温調では2019年の3月期の有価証券報告書で初めて「DOE(連結自己資本配当率)2.0%を目途に配当を行う」という配当政策にDOEを導入したよ。

「 大成温調」の自己資本と負債の推移

続いて自己資本の推移ですが本当に綺麗な右肩上がりで素晴らしいです。自己資本比率も2013年で45.2%が2022年で61.4%まで上昇し好財務です。

ヘム
ヘム

2022年3月期の時点で優待・配当利回りが4.67%(300株保有時)と高く、過去の配当推移が増配基調である事、DOE2.0%目途の配当政策を採用している事近年業績は落ち込んでいるものの毎年BPSが成長している事、中期経営計画で危機感を持って改善に取り組んでいる事から、一抹の不安はあるものの、今後も配当の優待・維持は可能と思っているよ

「 大成温調」の株価の推移

ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。

1年チャート

TradingView提供のチャート

5年チャート

TradingView提供のチャート

ヘムが運用している様々指数について

現在ヘムが運用しているポートフォリオには

があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。2022年の秋には「連続増配宣言株ポートフォリオ」を運用開始予定です。

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