
ヘムはどうして「ヘムの 7資産分散海外ETFファンド」の構成銘柄と運用成績を公表しているの?

ヘムは、「優待株」「割安株」「インデクスファンド」「DOE採用株」「成長株」「不人気株」「高配当株」等様々な投資手法を取り入れているんだ。それぞれの投資手法がどれだけ有効かを、配当込みTOPIX等の指数と長期に渡って比較して検証するというのが、このブログの大きな目的だよ。

どんな指数があるの?

今のところ以下のようなポートフォリオが運用を開始しているよ。この夏には「連続増配宣言株ポートフォリオ」を組み指数化したいと思っているよ。すべての指数は実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を出しているんだ。
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全51銘柄 割安優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全41銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全46銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にIndexfundを毎月積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績

上記のようなヘムの各ポートフォリオの指数を、「配当込みTOPIX」「日経平均」「MAXIS全世界株式指数」等と比較していくよ。今日は「ヘムの 7資産分散海外ETFファンド」の月次報告をするね。
ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」の狙い

「7資産分散海外ETFファンド数」の狙いは何なの?

7資産分散海外ETFファンドは①米国株、②米国以外の先進国株、③新興国株、④金、⑤銀、⑥米国リート、⑦米国以外リートの7資産に分散投資しているのが特徴だよ。金・銀・リートを含めた資産に分散投資しているのが大きな特徴だね。インフレ対策に重きを置いた守りを重視したファンドなんだ。ヘムは株式も比較的インフレに強い資産だと思っているけど、金や銀やリートの方がよりインフレに連動して価格があがると考えているんだ。

インフレ対策ね。あと7資産も分散しているなら、暴落の時とかの守りに強いのかな?

そうだね、値動きの異なる資産を組み合わせて変動率を下げることも狙いの一つだね。実はリーマンショックの時は「株」も「金」も「銀」も「土地」も全ての価値が暴落したので、昔ほど分散投資がリスクを下げる効果は大きくないと考えられてるんだ。それでも、やはり資産を分散させることは守りを強化すると思っているよ。

まとめると「ヘムの7資産分散海外ETFファンド」の狙いは「インフレ対策」+「分散投資による守りの強化」って事ね。

あと一つは、米国口座で指数に連動するパッシブETFに投資しているのでコストが安い事も特徴だよ。具体的な銘柄は次の項目を見てね。
ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」とは

低コストの以下の米国ETFに分散投資しているよ。
- 米国株投資 (VTI) : 米国株式市場のほぼ全体をカバー(小型株を含む)
- 米国以外先進国株投資(VEA): 米国以外の先進国4000銘柄に分散投資
- 新興国株投資(VWO): 中国・台湾・インド等の新興国4600銘柄に分散投資
- 金投資(IAU) : インフレ対策の金投資
- 銀投資(SLV) : インフレ対策の銀投資
- 米国リート(VNQ) : 米国へのリート投資
- 米国以外リート(VNQI) : 米国以外の先進国・新興国へのリート投資

①米国株、②米国以外の先進国株、③新興国株、④金、⑤銀、⑥米国リート、⑦米国以外リートの7資産に分散投資しているのが特徴だよ。

7資産のうち、金投資、銀投資以外の5資産は、低コストのETFで有名なバンガード社のETFに投資しているよ。
ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」の分散配分

分散の配分はどうなってるの?

下の円グラフを見てね。バランスがとれた割合だと思っているよ


ヘムはどうして金や銀やリート(不動産投資信託)に投資しているの?

一言でいうとインフレ対策だよ。戦争の影響もあってだけど、今はまさにインフレが進行しているよね。戦争の影響がなくても、世界中の中央銀行が金融緩和でお金を市場にばらまいていたから、お金の価値が下がってしまうかなって考えたんだ。

そっか。お金の価値が下がるって事は、逆に物の価値が上がるんだからインフレって事ね

金や銀は歴史的に見て運用益は株式投資に劣っているんだけど、インフレ対策になるし株式とは違う動きをしているから、ポートフォリオ全体のリスクを下げるために組み入れているんだ。以下は、各資産別の運用益だよ。配当を含んでいないから、正確な運用益ではないよ。リートは配当をたくさん出すから、以下の表では利益は低い目に出てるよ。
資産カテゴリー別運用益(2012年に運用開始)

以下は2012年に運用を開始して以来の資産カテゴリー別のUS$ベースでの運用損益だよ。この期間は円安が進んだことで実際の運用益はさらに高いよ。



米国株が一人勝ちだね。さっきも言ったけどリートは多い目に配当しているから運用益は低く出ているよ。逆に、金や銀のETFは分配金を出していないから運用益は高い目にでているんだ。

こんなに違うなら米国株ばかりに投資したほうが良いんじゃない?

そんな事はないんだ。平均への回帰っていうのがあって、ある投資対象が凄く良い成績を出していると、将来的には反動が来るって事も良くある事なんだ。米国株が絶好調になる前には、中国を始めとしたBRICSって言われた新興国が凄く良い成績を出したこともあったんだよ。

だから、分散して色んな資産を持っておくんだね。ところで、配当を含んだ資産別の投資成績はどうなってるの?

資産別の配当込みの成績は記録できていないけど、7資産のポートフォリオ全体としての配当込みの成績は以下を見てね
「7資産分散海外ETFファンド 」7月の運用成績雑感
2022年7月は「ヘムの7資産文分海外ETFファンド」は「配当込みTOPIX指数」を月次で2.98%下回りました。もう一つのベンチマークである「MAXIS 全世界株式(オールカントリー)上場投信(2559)」も4.6%下回りました。

7月の月次各指数との比較


2022年の年次では7資産分散海外ETFファンドは4位につけており、「MAXIS 全世界株式(オールカントリー)上場投信(2559)」を4.44%アウトパフォームし、「配当込みTOPIX」を2.45%アウトパフォームしているよ。下落相場の中、守りの力を発揮しているね。

以下は昨年末の指数を10,000にそろえた場合の指数推移とグラフです



日経平均が約3.44%、TOPIXが約1.45%、全世界株が約2.46%下落する中、7資産分散海外ETFファンドはわずかでも年初比+で推移しているのは守りのポートフォリオの真骨頂という感じだね。ちなみにヘムの「不人気株ポートフォリオ」は絶好調だね!
ヘムの「 不人気株ポートフォリオ」月次報告(2022/7/31)
「7資産分散海外ETFファンド」 設定来の成績
2022年7月31日時点
- 投資元本 18,383,800円
- 時価総額 36,396,405円(2022/7/31)
- 運用益 18,012,605円 +97.98%
- 同期間の配当込みTOPIXの成績は+93.07%
- 配当込みTOPIXを約4.91%アウトパフォーム


「7資産分散インデックスファンド」が「配当込みTOPIX」を約4.91%アウトパフォームしているね。円安・米国株の好調・金・銀価格の上昇が主な理由だね。

ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全51銘柄 割安優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全41銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全46銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にIndexfundを毎月積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。2022年の秋には「連続増配宣言株ポートフォリオ」を運用開始予定です。
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- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
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