今日の記事はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」の構成銘柄4位の「コンドーテック (7438) 」の分析です。ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」は2022年6月30日時点で40銘柄となっています。40銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。
今日はヘムのDOE採用株ポートフォリオ 構成銘柄4位、足場吊りチェーン、結合金具等の産業資材大手「 コンドーテック (7438) 」の分析だよ。まずは、分析結果の要約です。DOEに就いては以下のページで詳細の説明をしているのでそっちを見てね。
「コンドーテック (7438) 」の分析結果の要約
では、本日は コンドーテック (7438) を紹介します。
「コンドーテック (7438) 」はPER10.5・PBR 0.86・ミックス係数9.03と割安株です。DOE2.5%以上の配当政策を採用しており、純資産も5年で約41%増加しています。優待・配当利回りは600株保有で4.03%で 配当性向は約35.4%と無理のない範囲です。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。
「コンドーテック (7438) 」
優待・配当継続性自信度
自信度B 〇
「 コンドーテック (7438) 」の指標分析
では、コンドーテック (7438) の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 コンドーテック (7438)
- 株数 600株
- 指数構成順位 4位 / 40銘柄中
- 指数構成比率 5.93%
- 直近株価 1,010円 (2022/7/15)
- 購入価格 1,071円 (-5.7%)
- 優待 プレミアム優待倶楽部(*)
- 600株で優待ポイント4,000ポイント(4000円相当)
- PER 10.5
- PBR 0.86
- ミックス係数 9.03 割安
- 純資産の成長 順調に純資産が積みあがってます
- 5年前 22,720百万円 → 直近 32,066百万円 (約41%増)
- 3年前 26,757百万円 → 直近 32,066百万円 (約20%増)
- 自己資本比率 53.7%
- 配当 34円
- 配当利回り 3.37%
- 配当性向 35.37%
- 優待・配当利回り 600株で4.03%
- DOE 2.5%を目標
当社は、配当につきましては、連結業績、連結配当性向について十分留意しながら、連結純資産配当率(DOE)2.5%以上を目標として、株主の皆様へ継続的に増配を行うことを基本方針としております。
2022年3月期 コンドーテック 有価証券報告書
以下は2022年5月13日に発表された中期経営計画(2023-2025)からの抜粋です。少なくとも2025年まではDOE2.5%目標の配当政策が変更される事はなさそうです
コンドーテックは以下の様に自社のホームページで、グループ経営目標として「株主還元目標DOE2.5%以上」、「資本効率目標ROE10%以上」を明示しているよ。
コンドーテックの優待はプレミアム優待倶楽部のポイントで、持ち株数によるポイントは以下のようになっているよ。ヘムはたくさんの優待株を保有しているけど、まだプレミアム優待倶楽部の優待は貰ったことがないんだ。ポイントが届いたら詳細の記事をアップするね。
「 コンドーテック (7438) 」の売上・利益分析
売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。リーマンショック時も黒字を確保しており、長期に渡って売上・利益共に右肩上がりの素晴らしい業績です。
BPS(一株当たり自己資本)も順調に成長しています。業績も好調のDOE採用銘柄で、今後の配当の維持、更には長期に渡る増配は十分可能と思われます。
DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。コンドーテックの場合はDOE2.5%を目標にした配当政策を採用しているから、BPS(一株当たり自己資本) X 2.5%が配当の目途になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。
BPSはずっと右肩上がりだよね。実際に配当も成長してきたの?
実際の配当推移は、次項で説明するね。コンドーテックでは2015年の3月期の有価証券報告書で初めて「DOE(連結自己資本配当率)2.5%以上を目標に配当を行う」という配当政策にDOEを導入したよ。2022年5月に発表された2023-2025の中期経営計画でも「株主還元目標DOE2.5%以上」と明記しているよ。
「 コンドーテック」の配当金の推移
長期的に増配傾向である事が見て取れます。優待・配当利回りは4.03%(600株保有)で、配当性向は約35.37%と無理のない範囲です。DOE2.5%以上の配当政策を採用しており、今後の増配にも大いに期待が持てます。
下のグラフを見るとBPS(一株当たり自己資本)の成長に伴い、実際の配当額も成長している事が分かるね。コンドーテックでは2015年の3月期の有価証券報告書で初めて「DOE(連結自己資本配当率)2.5%以上を目標に配当を行う」という配当政策にDOEを導入したよ。2022年5月に発表された2023-2025の中期経営計画でも「株主還元目標DOE2.5%以上」と明記しているよ。
「 コンドーテック 」の自己資本と負債の推移
続いて自己資本の推移ですが本当に綺麗な右肩上がりで素晴らしいです。自己資本比率は55.7%あり好財務です。
2022年3月期の時点では配当利回り3.37%とそんなに高くないんだけど、過去の配当推移が増配基調である事、DOE2.5%以上を採用している事、業績が安定しており毎年BPSが成長している事から、今後増配により配当利回りが高まる事が期待されるよ。
「 コンドーテック 」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。
1年チャート
TradingView提供のチャート
5年チャート
TradingView提供のチャート
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全51銘柄 割安優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全41銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全46銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にIndexfundを毎月積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。2022年の秋には「連続増配宣言株ポートフォリオ」を運用開始予定です。
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