「 松風 (7979) 」 の分析 = ヘムの優待株ポートフォリオ 27位

今日の記事はヘムの「優待株ポートフォリオ」の新規購入銘柄の「松風 (7979) 」の分析です。ヘムの「優待株ポートフォリオ」は2022年6月30日時点で51銘柄となっています。51銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。

ヘムの「優待株ポートフォリオ」構成銘柄＆運用成績

なお、松風 (7979)はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」でも購入しており、「優待株」「DOE採用株」の２つのポートフォリオの構成銘柄になっています。

ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」構成銘柄＆運用成績

ヘム

今日はヘムの優待株ポートフォリオ指数 27位の歯科材料・器具の大手「松風 (7979) 」の分析だよ。まずは、分析結果の要約です。

「松風 (7979)」の分析結果の要約
「松風 (7979)」の指標分析
「松風 (7979)」の売上・利益分析
「松風」の配当金の推移
「松風」の自己資本と負債の推移
「松風」の株価の推移
ヘムが運用している様々指数について
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「松風 (7979)」の分析結果の要約

では、本日は　松風 (7979)を紹介します。

「松風 (7979)」はPER15.2・PBR 0.92・ミックス係数13.98とやや割安な株です。自己資本比率が80.5%と好財務で、純資産も５年で約48％増加してます。優待・配当利回りは、100株保有で4.66％と高く、配当性向は約35％と高すぎません。配当政策にDOE 1.7%目安を採用しており、優待も自社製品である事から今後の優待・配当継続性は高いと考えます。

ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか？」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。

「松風（７９７９）」

優待・配当継続性自信度　

自信度A　◎

「松風 (7979)」の指標分析

では、松風 (7979)の各指標を具体的に見ていきましょう。

銘柄　　松風 (7979)
株数　　 100株
指数構成順位　 27位 / 49銘柄中
指数構成比率　 1.78%　　　　
直近株価 1,686円　（2022/7/5)
購入価格　　　　1,456円 (+15.8%) ( 購入日 2022/5/12)
優待　 3.960円相当の自社製品（薬用ハミガキ・マスクセット）

権利月　　　　３月
優待利回り　　 100株保有 2.35%
PER 　　　　　15.2
PBR 　　　　　0.92
ミックス係数　 13.98
純資産の成長　　順調に純資産が積みあがってます　
- 　5年前 22,296百万円 →　直近 32,940百万円　（約48％増）
- 　3年前 24,383百万円 →　直近 32,940百万円　（約35％増）
自己資本比率 80.5% 好財務
配当　　　　　 39円
配当利回り　　 2.31% 　
配当性向　　　　35.12%
優待配当利回り　4.66% 自社製品で優待廃止リスクは低い

ヘム

ヘムが購入してすぐに、「政府は経済財政運営と改革の基本方針（骨太の方針）案で、国民に毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診」制度の検討を明記した」っていうニュースが入ってきたんだ。歯科材料・器具の大手の松風にとっては追い風になる話だから様々な思惑から株価が乱高下しているよ。松風にとってプラスにこそなれマイナスになる話じゃないから、過度に期待しないで静観するつもりだよ。

「松風 (7979)」の売上・利益分析

売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか？　左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。2008～2010年のリーマンショック時は利益は落ち込むも黒字を確保、2022年は過去最高の売上・利益を達成。

ヘム

リーマンショックの時期も含めて長期で黒字を確保しており、しかも売上・利益共に右肩上がりの素晴らしい銘柄だね。

BPS（一株当たり自己資本）も順調に成長しています。DOE採用銘柄でBPSが順調に伸びているのは配当継続性の観点から安心材料といえます。業績も好調で、今後の配当・優待の維持は十分可能と思われます。

元データの数値も記載しておきます。

ヘム

DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。松風（７９７９）の場合はDOE1.7%を配当の目途としているから、BPS（一株当たり自己資本） X 1.7%が配当の目途になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。