今日の記事はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」の構成銘柄11位の「ニッケ (3201) 」の分析です。ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」は2022年8月31日時点で41銘柄となっています。41銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。
![ヘム](https://yutai-value-index.com/wp-content/uploads/2022/04/577a4219e2ffab7d107d93ab615479e5.png)
今日はヘムのDOE採用株ポートフォリオ 構成銘柄11位の羊毛紡織の有力会社ながら利益柱は商業施設賃貸でスポーツや介護施設、売電などへも展開している「ニッケ (3201) 」の分析だよ。まずは、分析結果の要約です。DOEに就いては以下のページで詳細の説明をしているのでそっちを見てね。DOE投資は長期的に安定して配当を獲得を狙うには最適な投資手法だと思うんだ。「DOEについての詳細の説明」では、とっても分かりやすくDOE投資のメリットを記載しているから是非見てね。
「ニッケ (3201)」の分析結果の要約
では、本日ニッケ (3201) を紹介します。
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「ニッケ (3201)」はPER11.3・PBR 0.74・ミックス係数8.36と割安株です。DOE2.0%/配当性向30%を配当政策を採用しており、純資産も5年で約17%増加しています。配当利回りは2.79%で 配当性向は約31.56%と無理のない範囲です。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。
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「ニッケ (3201) 」
優待・配当継続性自信度
自信度 A ◎
「 ニッケ (3201)」の指標分析
では、ニッケ (3201)の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 ニッケ (3201)
- 株数 300株
- 指数構成順位 11位 / 41銘柄中
- 指数構成比率 2.8%
- 直近株価 1,074円 (2022/9/9) (+8.92%)
- 購入価格 986円
- 優待 QUOカード 100株以上 1年以上保有 1,000円
- 優待利回り 100株保有時 1.01%
- PER 11.3
- PBR 0.74
- ミックス係数 8.36 割安株
- 純資産の成長 順調に純資産が積みあがってます
- 5年前 82,155百万円 → 直近 104,620百万円 (約13%増)
- 3年前 89,195百万円 → 直近 104,620百万円 (約17%増)
- 自己資本比率 62.9%
- 配当 30円
- 配当利回り 2.85%
- 配当性向 31.56% 無理のない範囲
- DOE 2.0%を目安
以下はニッケのHPに記載されている同社の配当政策です。DOE2%・配当性向30%を目安としています。更に減配しないことを方針としており40年以上減配がありません。
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DOE2%目安を採用している事に加えて、配当性向30%、減配しない方針はとっても心強いね。更に、以下の様に今まで何度も自社株買いを実施しているのも評価できるね。
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「 ニッケ (3201) 」の売上・利益分析
売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。2009年~2010年のリーマンショックは売上・利益共に落ち込みも黒字を確保、その後は売上・利益共に右肩上がりに成長しています。2020年のコロナ時も一時的に落ち込むもその後は回復傾向です。
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ニッケは自己所有の不動産からの安定した賃貸収入もあるから安心感があるね。業績の安定したDOE採用銘柄は「配当が上がっていく楽しみ」があるよ。
BPS(一株当たり自己資本)はリーマンショック後は順調に成長しています。DOE採用銘柄で、今後の配当の維持は可能と思われます。
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DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。ニッケの場合はDOE2.0%を目安としているから、BPS(一株当たり自己資本) X 2.0%が配当の下限になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。
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BPSはずっと右肩上がりだよね。実際に配当も成長してきたの?
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実際の配当推移は、次項で説明するね。
「 ニッケ」の配当金の推移
長期的に増配傾向である事が見て取れます。配当利回りは2.85%で、配当性向は約31.56%と高すぎません。DOE2.0%目安の配当政策を採用しており、BPSも順調に成長している事から今後の増配も期待できます。
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![ヘム](https://yutai-value-index.com/wp-content/uploads/2022/04/577a4219e2ffab7d107d93ab615479e5.png)
下のグラフを見るとBPS(一株当たり自己資本)の成長に伴い、実際の配当額も成長している事が分かるね。
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「 ニッケ 」の自己資本と負債の推移
続いて自己資本の推移ですが本当に綺麗な右肩上がりで素晴らしいです。自己資本比率も2012年11月期の59.5%が2021年11月期には63.9%と成長しており好財務です。
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2022年11月期の時点で配当利回りは2.85%とそれほど高配当ではないけど、配当性向が31.56%と無理のない範囲である事、過去の配当推移が増配基調である事、DOE2.0%目安の配当政策を採用している事、自己所有の不動産からの安定した賃貸収入があり業績も安定していて毎年BPSが成長している事から今後も増配が期待できると思っているよ
「 ニッケ 」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。
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1年チャート
TradingView提供のチャート
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5年チャート
TradingView提供のチャート
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全51銘柄 割安優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全50銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全51銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「連続増配宣言株ポートフォリオ」 全16銘柄 連続増配を公表している割安株で構成!
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にIndexfundを毎月積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。
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