今日の記事はヘムの「優待株ポートフォリオ指数」の新規購入銘柄の「ディーブイエックス (3079) 」の分析です。ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」は2022年5月8日時点で49銘柄となっています。49銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。
今日はヘムの優待株ポートフォリオ指数 10位のアブレーション(心筋焼灼術用)カテーテル類の不整脈事業が主力の循環器分野の医療機器販売会社「 ディーブイエックス (3079) 」の分析だよ。では、まずは、分析結果の要約です。
「ディーブイエックス (3079)」の分析結果の要約
では、本日は ディーブイエックス (3079) を紹介します。
「ディーブイエックス (3079) 」はPER13.7・PBR 1.27・ミックス係数17.4で、純資産は5年で約27%増加しています。優待・配当利回りは、3.33%で、配当性向は約32%と高すぎません。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。
「 ディーブイエックス (3079) 」
優待・配当継続性自信度
自信度C ▲
「 ディーブイエックス (3079) 」の指標分析
では、ディーブイエックス (3079) の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 ディーブイエックス (3079)
- 株数 200株
- 指数構成順位 10位 / 49銘柄中
- 指数構成比率 2.32%
- 直近株価 1055円 (2022/5/27)
- 購入価格 990円 (+6.57%)
- ( 購入日 2019/10/29 100株, 2021/12/24 100株)
- 優待 クオカード
- 100株以上 1,000円 / 200株以上 2,000円
- 優待利回り 100株保有 200株保有共に 0.95%
- PER 13.7
- PBR 1.27
- ミックス係数 17.40
- 純資産の成長 順調に純資産が積みあがってます
- 5年前 6,768百万円 → 直近 8,588百万円 (約27%増)
- 3年前 7,462百万円 → 直近 8,588百万円 (約15%増)
- 自己資本比率 38.6%
- 配当 25円
- 配当利回り 2.38%
- 配当性向 32.38% 高すぎずGOOD!
- 優待配当利回り 3.33%
「 ディーブイエックス (3079) 」の売上・利益分析
売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。リーマンショック時も黒字を確保しており、売上は長期に渡り増収基調ですが、経常利益は2018年(1,346百万円)から2021年(850百万円)にかけて約37%ダウンと大きく落ち込んでます。
BPS(一株当たり自己資本)は順調に成長しています。業績も好調で、今後の配当・優待の維持は十分可能と思われます。
元データの数値も記載しておきます。
2018年~2021年の利益率の大きな落ち込みの原因は何?
ディーブイエックスは①虚血事業 ②不整脈事業 ③その他事業 と大きく3分野の事業があるよ。以下は3事業の売上高、売上高総利益、利益率の推移だよ。
虚血事業の売上高と利益が下落しているね
そうなんだ。2018年以降の利益の低下の原因は虚血事業の不振にあるんだ。2018年に自動造影剤注入装置の取扱い終了、2022年にレーザー事業取引条件の変更等のマイナス材料があったようだね。以下は虚血事業のみの業績の推移だよ。
虚血事業は売上も売上総利益も利益率も全て低下しているね
そうなんだ。虚血事業の先行きは暗そうだね。でも、虚血事業の利益が同社」の利益に占める割合もどんどん低下していて、今では全利益の11.2%なんだ。これから更に落ち込んでも、決算への悪影響は小さくなってきているんだ。以下は、虚血事業の利益が占める割合だよ。
一方、メインの不整脈事業とその他の事業は比較的好調だよ。以下は不整脈事業の売上高、売上高総利益の推移だよ。どちらの事業も好調に見えるね。
以上からヘムは、今後虚血事業の落ち込みが決算に与える影響が軽くなっていく事、メインの不整脈事業は関東エリアから面の拡大による増収が期待できる事。その他事業も着実に育っている事から、懸念はあるものの注視しながら継続保有の方針だよ。
「 ディーブイエックス 」の配当金の推移
長期的に増配傾向である事が見て取れます。優待・配当利回りは3.33%とそこそこで、配当性向は約32%と高すぎません。緩やかではありますが増配基調です。
「 ディーブイエックス 」の自己資本と負債の推移
自己資本は右肩上がりですが、近年自己資本は落ち込んでます。虚血事業の不振による業績の悪化が一因ですが、今後の復活に期待です。
「 ディーブイエックス 」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。
1年チャート
TradingView提供のチャート
5年チャート
TradingView提供のチャート
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全49銘柄 割安な優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全39銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全33銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にインデックスファンドを積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
あります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。2022年の秋頃には「不動産安定収入株ポートフォリオ」も運用開始予定です。
おすすめ記事等
★ おすすめの記事 ★
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全49銘柄 割安な優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全39銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全33銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にインデックスファンドを積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
★ その他のおすすめ ★
★ ブログランキング ★
定位株・ボロ株ランキング
ヘムからのお願いです。ヘムはにほんブログ村に参加しています。少しでも皆さんに役に立つような投資情報を提供できるように心がけています。ヘムのブログを少しでも多くの皆さんに見て頂けるよう「いいね」のお気持ちで下のプロフィールバナーを応援クリックをお願いします
コメント