「 大成温調 」 の分析 = ヘムの優待株ポートフォリオ指数 16位

「大成温調」の分析 = ヘムの優待株ポートフォリオ指数 16位

優待株個別銘柄分析

2022.07.232022.04.15

今日の記事はヘムの「優待株ポートフォリオ指数」の構成銘柄16位の「大成温調（1904) 」の分析です。ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」は2022年3月17日時点で49銘柄となっています。４９銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。

ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」構成銘柄＆運用成績

ヘム

今日は構成銘柄16位の「大成温調（１９０４）」の分析だよ。まずは、分析結果の要約からです。

大成温調（1904）の分析結果の要約
「大成温調」の指標分析
「大成温調」の売上・利益分析
「大成温調」の配当金の推移
「大成温調」の自己資本と負債の推移
「大成温調」の株価の推移
ヘムが運用している様々指数について
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大成温調（1904）の分析結果の要約

では、本日は　1904 大成温調を紹介します。

「大成温調 (1904) 」はPER23.2・PBR 0.49・ミックス係数11.37やや割安な株です。過去の業績はやや安定感にかけますが15年連続で黒字を確保しており、純資産も５年で23％増加しています。優待・配当利回りは5.54％と高いのですが、今期はコロナの影響もあり大幅減益となってます。配当を維持している為、今期の配当性向は約９２％と高く今後の業績次第では優待・配当の継続が難しくなることもあり得ます。

ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか？」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。

「大成温調（1904) 」

優待・配当継続性自信度　

自信度C　▲

自信度はCと非常に心もとない状況です。安定感に欠け業績にばらつきがありますが過去１５年間一応黒字を確保しており、自己資本も傾きは小さいものの増加しています。今期はコロナの影響もあり大幅な減益予想（経常益約１４億円→約７億円と半減）となっています。四季報では今期が底入れで来期は増益予想（経常利益７億円→１１億円）となっています。優待・配当利回りは5.54%と高めです。

ヘム

大幅な減益予想にも関わらず、配当と優待を維持したことは評価できるね。配当優待利回り５％超は中々ないからね。

ホー

今期は、経常利益が１４億円から７億円に半減って凄く大きな減益で心配だね

ヘム

うん。コロナの影響もあって厳しい業績予想になったね。でも、今期の経常利益の前期比の推移を四半期毎に見ると見方が変わるよ。「1Q(4-6月）が－140.8%」、「次の2Q(7-9月）が－113%」、「直近の3Q(10-12月)は＋243.9%」と回復基調にあるね。それに四季報でも来期は経常利益７億円→１１億円の増益を予想しているね。

ホー

不安はあるけど、まだ売却する程ではないという感じ？

ヘム

ヘムの判断はまさにそんな感じだね。今期は大幅な減益だけど回復基調にあり、大幅減益の今期も配当・優待を維持したことから「不安はあるものの継続保有」っていう判断だね。

「大成温調」の指標分析

では、大成温調（１９０４）の各指標を具体的に見ていきましょう。

銘柄　　 1904 大成温調
株数　　 100株
指数構成順位　 16位（全４９銘柄）
指数構成比率　 2.1%
株価　　 1,841円　（2022/4/12)
優待　 QUOカード　3000円　
優待利回り　　 1.63%
PER 23.2 BAD!!
PBR 0.49
純資産の成長　　順調に純資産が積みあがってます　
- 　5年前 19,458百万円 →　直近 23,982百万円　（23％増）
- 　3年前 22,852百万円 →　直近 23,982百万円　（5％増）
ミックス係数　 11.37　(やや割安）
自己資本比率 60%
配当　　　　　７２円
配当利回り　　 3.91%
配当性向　　　　92.2% 高すぎる( ;∀;)
優待配当利回り　5.54%　GOOD!!