今日は、複利の力のお話です。先に結論からです。
複利の力を最大化する結論
- 少しでも早く投資を始める(投資期間を長くする)
- 20歳で投資を始めるのと30歳で投資をはじめるのでは、60歳の時の運用益に838万円の差が出ます
- 個別株投資で少しでも運用利回りを高める
- 運用利回りが3%と5%では、30年運用で946万円の差が、40年運用で2073万円の差が出ます
少しでも早く投資を始める(投資期間を長くする)
では詳細を、具体的なケースで説明しますね。
- 元本100万円で30歳で運用を開始
- 毎月5万円積み立て
- 年利3%で複利運用(半年複利計算)
- 60歳時点(30年運用)で元本は1,900万円
- 60歳時点で投資資金は、税引き後で2,832万円です
- 運用益は+932万円です
上記と同じ条件で、運用開始時期を30歳から20歳に変更するとどうなるでしょう?
- 元本100万円で20歳で投資を開始
- 毎月5万円積み立て
- 年利3%で複利運用(半年複利計算)
- 60歳時点(40年運用)で元本は2,500万円
- 60歳時点で投資資金は、税引き後で4,270万円です
- 運用益は+1770万円です
少しでも早く投資を開始して、運用期間を長くすると運用益が大きく増えます。以下に運用期間と利益の推移をまとめますね。前提は100万円元本、毎月5万円積み立てです。運用利回りは年利3%です。
- 運用期間20年 利益399万円
- 運用期間30年 利益932万円
- 運用期間40年 利益1770万円
- 運用期間50年 利益3201万円
- 運用期間60年 利益4706万円
個別株投資で少しでも運用利回りを高める
こんな数字をみると少しでも早く投資を始めた方が良いというのがよく分かりますね。
では、次に個別株投資で少しでも運用益を上げるについてです。同じ前提で、運用利回りが3%の場合と、5%の場合を比較します。前提条件はいずれも、今までと同じで元本100万円、毎月5万円積み立て、利益は税引き後(税金20.315%)の利益です。
- 運用期間20年 3%運用 利益399万円 / 5%運用 利益750万円
- 運用期間30年 3%運用 利益932万円 / 5%運用 利益1,879万円
- 運用期間40年 3%運用 利益1,770万円 / 5%運用 利益3,843万円
- 運用期間50年 3%運用 利益3,201万円 / 5%運用 利益7,048万円
- 運用期間60年 3%運用 利益4,706万円 / 5%運用 利益12,009万円
運用利回り3%を、運用利回り5%に出来ると随分利益がアップすることが分かりますよね。では、運用利回り3%をどうすれば5%に上げられるのでしょうか。
大まかなイメージですが、
- 世界全体の株式市場のインデックス投資で運用した時の利回りが3%位です。本当は4~5%位なのですが、安全を見て3%で設定しました。
- この3%は市場全体に投資した平均値です。これに対して様々な手法を学び、個別株投資を行う事で運用利回りを5%に高める事は十分達成可能だと考えています。この2%プラスを達成するために小人のヘムも色々と勉強しています。ヘムが学んだことをこのブログで皆さんと分かち合いたいと思います。
では、ここで改めて最初に書いた結論です
- 少しでも早く投資を始める(投資期間を長くする)
- 20歳で投資を始めるのと30歳で投資をはじめるのでは、60歳の時の運用益に838万円の差が出ます
- 個別株投資で少しでも運用利回りを高める
- 運用利回りが3%と5%では、30年運用で946万円の差が、40年運用2073万円の差がで出ます
ケーススタディー
よくありそうなケースとして、以下の3パターンを見てください
真面目のA君の場合
- 20歳で元本100万円で運用開始
- 毎月5万円を定期預金で年利0.1%で運用
- 60歳まで積み立て
- 投資元本 2,500万円
- 投資利益 42万円
遊び人B君
- 30歳で元本100万円で運用開始
- 毎月5万円をインデックス投資 年利3%で運用
- 60歳まで積み立て
- 投資元本 1,900万円
- 投資利益 932万円
賢明な投資家C君
- 20歳で元本100万円で運用開始
- 毎月5万円を個別株投資 年利5%で運用
- 60歳まで積み立て
- 投資元本 2,500万円
- 投資利益 3,843万円
よくありそうなパターンですよね。でも凄く大きな差がある事が分かりますね。ちなみに、全世界の株式の期待利回りは4~5%と言われてます。これは過去のデータから導かれた数字です。100年以上の超長期に渡り世界中の株式市場を見たらこのくらいは上がっていたよという事です。
少しでも早く投資を始め、少しでも運用利回りを上げられるようにヘムと一緒に頑張りましょう
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」 公表中
- ヘムの「不人気株指数」(嫌われ者ファンド)2022年夏頃公表予定
- ヘムの「低配当性向安定株指数」
- ヘムの「インデックス積立投資指数」(国内証券) 公表中
- ヘムの「7資産分散インデックスファンド指数」
- ヘムの「全投資資産 成績指数」 公表中
があります。それぞれのポートフォリオを指数化して構成銘柄、運用成績、選定理由を公表していきます。現状はヘムの「優待株ポートフォリオ指数」のみを公表しています。2022年夏頃に「不人気株指数」も公表を開始予定です。
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