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今日はヘムの「優待株ポートフォリオ指数」の構成銘柄紹介で、構成比率14位の「 日本管財(9728)」の分析です。日本管財は、ビルや住宅の清掃、警備を中心にした総合管理会社で地域再開発物件に強みを持っています。
ではいつものように日本管財(9728)の分析結果の要約からです
「日本管財(9728) 」はPER19・PBR 1.8・ミックス係数34.2とやや割高な株です。過去の業績は右肩上がりで成長しており純資産も5年で48%増加しています。優待・配当利回りは、3年以上保有で3.99%と高めで、過去の配当の推移が増加傾向である事から今後の成長が見込まれます。配当性向は約36%と高すぎない事から、今後も優待・配当を継続する事は可能と判断します。
ヘムの優待ポートフォリオの選定基準は、その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか? がイエスである事です。
日本管財(9728)はその問いに自信を持ってイエスと言える銘柄です。
ヘムがこのコメントをいつも最初に書くのは、もしこの質問のイエスと答えられないなら、その銘柄は紹介しないでおこうと考えているからです。一部例外銘柄は例外銘柄と明記します。
指標分析(PER/PBR/自己資本比率/利回り等)
- 銘柄 日本管財(9728)
- 株数 100株
- 指数構成順位 14位(全49銘柄)
- 指数構成比率 3.1%
- 株価 2,852円 (2022/4/8)
- 優待 とっても嬉しい年2回優待・ヘムは3年以上保有
- 3年未満 カタログギフト2000円 X 年2回 = 4000円
- 3年以上 カタログギフト3000円 X 年2回 = 6000円
- 優待利回り
- 100株 3年未満で1.40%
- 100株 3年以上で2.1%
- PER 19.0
- PBR 1.80
- ミックス係数 34.2 やや割高です
- 純資産の成長 順調に成長していてGOOD!!
- 5年前 38,700百万円 → 直近 57,143百万円 48%増加
- 3年前 45,203百万円 → 直近57,143百万円 26%増加
- 自己資本比率 68.3%
- 配当 54円 (増配傾向が続いています)
- 配当利回り 1.89%
- 配当性向 36.05% 高すぎず無理のない範囲!
- 優待配当利回り
- 100株 3年以上保有 3.99% GOOD!
- 優待・配当継続性自信度 ランクB 〇
今までの銘柄と比較してPER19・PBR1.0・ミックス係数34.2は随分割高じゃない?
確かに、ミックス係数34.2は割安とはいえないね。でも、日本管財(9728)はビルや住宅の清掃、警備を中心にした総合管理会社だよね。管理会社の仕事は一度契約したら簡単に変えにくいよね。こういうビジネスをストック型ビジネスっていうんだけど、日本管財のビジネスはまさにストック型ビジネスだね。
それは、日本管財の業績が安定しているって事?
そうだよ。一旦とった仕事は今後も継続しやすく、新たな新規契約を積上げると売上は階段を上るように増えていくんだ。実際に日本管財の、売上・利益の推移は右肩上がりに推移しているね。リーマンショック時も、コロナ禍もそんなに大きなダメージを受けていないように見えるね。
割安度は劣るけど、安定感は抜群なので、今後も優待・配当をの継続は大丈夫だろうっていう判断なんだ。それに年に2回のカタログ優待は嬉しいよね。
売上・利益の安定性(リーマンショック時も黒字)
リーマンショックの際も黒字を確保、売上・利益ともに右肩上がりの傾向が見て取れます。このグラフの利益は左側が軸なのですが、一番下が0になっていないので、利益が低めに見えてしまいます。2009年のリーマンショック時の決算も35億円程度の黒字です。ストック型ビジネスからくる、安定感が光ります。
以下では、数値で見てみましょう。経常利益は増加傾向で、BPS(一株当たり純資産)も綺麗に右肩上がりの素晴らしい銘柄です。
日本管財の優待
年に2回優待は嬉しいね。ヘムは家族名義、法人名義をあわせて6名義所有しているので、なんと年に12回も優待を貰っているよ。2022年3月権利分のカタログが届いたので写真を載せておくね。
幾つか注文した商品が届いているので載せておくね
配当金の推移
日本管財(9728)は、優待・配当利回りは3.99%と高利回りな銘柄です。配当性向が約36%と高すぎず無理のない範囲である事からも、今後の継続性も大丈夫であろうと判断します。また、過去の配当の推移からは増配に対して意欲のある会社で、今後の増配が期待できます。
「今期の四半期決算の推移」と「過去の業績予想修正」
今期の四半期決算の推移も、前期比プラスで推移しており当初予想の達成は問題なさそうです。
また、過去の業績予想と実績から、予想と実績の乖離が少ない事が見てとれます。
自己資本(純資産)の推移
自己資本も順調に推移しており、年々会社の価値の増え続けています。現時点ではPER19・PBR1.0・ミックス係数34.2とやや割高ですが、ストック型ビジネスで安定した業績が見込めることから、今後は毎年少しづつ割高感を解消してくれると思われます。現時点での優待配当利回りが3.99%で、過去の実績からは増配傾向が見て取れ、現状の配当性向が約36%と無理のない範囲です。
株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。
1年チャート
5年チャート
日本管財(9728)の優待カタログ
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘヘムの「優待株ポートフォリオ指数」 公表中
- ヘムの「不人気株指数」(嫌われ者ファンド)2022年夏頃公表予定
- ヘムの「低配当性向安定株指数」
- ヘムの「インデックス積立投資指数」(国内証券) 公表中
- ヘムの「7資産分散インデックスファンド指数」
- ヘムの「全投資資産 成績指数」 公表中」
があります。それぞれのポートフォリオを指数化して構成銘柄、運用成績、選定理由を公表していきます。現状はヘムの「優待株ポートフォリオ指数」のみを公表しています。2022年夏頃に「不人気株指数」も好評を開始予定です。
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優待廃止リスクに就いて
東証の市場改革により、上場維持のための株主数の条件が大幅に緩和された事から、今後は株主優待を廃止する企業が増えることが予想されています。優待株投資家にとっては悪夢の「優待廃止&株価下落」のダブルパンチを食らう可能性が高まっています。
しかしながら優待を廃止するという事は、その分会社側のコストが下がり、利益が増えることになります。その利益を会社に蓄積するか、増配という形で株主に還元するかです。つまりは、優待を廃止しても会社の価値自体には変化がないという事です。銘柄選定の時点で、十分に割安な株を買っていれば、優待廃止で株価が下落した場合は、更にその会社の株価が割安になるという事です。
ヘムの投資方針では、優待を廃止して株価が下がった株で、日本管財(9728)のように安定した業績で毎年利益が蓄積され、配当余力も十分という会社は、「不人気銘柄指数(嫌われ者ファンド)」で購入し、長期に渡って保有し、インカムゲインとキャピタルゲインをダブルで狙う予定です。ヘムの「不人気銘柄指数(嫌われ者ファンド)」は既に運用を開始しています。年内には指数化して構成銘柄を公表する予定です。
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