「 NECキャピタルソリューション 」の分析 = ヘムの優待株ポートフォリオ構成銘柄

ヘム

今日はヘムの「優待株ポートフォリオ」構成銘柄の「 NECキャピタルソリューション (8793)」の分析です。NECキャピタルソリューションは1月30日に上方修正と増配を発表したばかりだよ。

リース会社は優待内容も優れているお宝銘柄の宝庫です。ヘムの優待ポートフォリオにもリース会社は、8424 芙蓉総合リース、8566 リコーリース、8425 みずほリース、8793 NECキャピタル、8591 オリックス、8596 九州リースサービスと、実にポートフォリオ全５２銘柄中リース会社が６銘柄も採用してます。選定理由は、十分割安で成長性もありかつ長期に渡ってヘムに配当や優待を届けてくれそうだからだよ。

NECキャピタルソリューションは、優待・配当利回りは5.66%(2023/1/31基準)と高く、配当性向はまだ31.58%で余裕たっぷりです。ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」は2023年1月31日時点で52銘柄となっています。52銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。

ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」構成銘柄＆運用成績

「 NECキャピタルソリューション (8793)」の分析結果のまとめ
「 NECキャピタルソリューション (8793)」の指標分析
リース会社の自己資本比率は何故低いの？
「 NECキャピタルソリューション (8793)」の売上・利益分析
「 NECキャピタルソリューション」の配当金の推移
「 NECキャピタルソリューション」の自己資本と負債の推移
「 NECキャピタルソリューション」の株価の推移
ヘムが運用している様々指数について

「 NECキャピタルソリューション (8793)」の分析結果のまとめ

「NECキャピタルソリューション (8793)」はPER 7.1・PBR 0.49・ミックス係数3.48と超割安株で、過去の業績も安定しており純資産も５年で12％増加しています。優待・配当利回りは5.66％と申し分ありません。配当は増加傾向で、配当性向が約31.58％と低めである事から増配余力が十分な素晴らしい銘柄です。

ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか？」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。

「 NECキャピタルソリューション (8793)」

優待・配当継続性自信度　

自信度A　◎

「 NECキャピタルソリューション (8793)」の指標分析

銘柄　　 NECキャピタルソリューション (8793)
株数　　 100株
株価　　 2,474円　（2023/1/31)
優待　カタログギフト
- 100株以上2,000円 / 1年以上継続で3,000円
- 500株以上10,000円 / 1年以上継続で15,000円
優待利回り
- 100株 1年以上継続で1.21%
- 500株 1年以上継続で1.21%
PER 7.1
PBR 0.49
ミックス係数　　3.48 超割安です
純資産の成長　　順調に成長していてGOOD!!
- ５年前 108,821百万円　→　直近 121,740百万円 12％増加
- ３年前 105,999百万円　→　直近 121,740百万円 15％増加
自己資本比率 10.0% (リース会社の為低め）
配当　　　　　 110円 (増配傾向が続いています）
配当利回り　　 4.45%
配当性向　　　　31.58% 増配余力あり!
優待配当利回り
- 100株 1年以上継続保有で5.66%　GOOD!

ヘム

選べるカタログギフトで選んだ商品が2名義分届いたので写真を載せるね

ヘム

カタログの一部も載せておくね

リース会社の自己資本比率は何故低いの？

リース会社の自己資本比率は　何故低いの？

物件や設備を先に購入してからリースするビジネス形態から自己資本比率が少なくなるのは仕方がないんですね。以下は主なリース会社の自己資本比率です。どこも低目ですよね。

「 NECキャピタルソリューション (8793)」の売上・利益分析

指標は割安ですが、売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか？　リーマンショックの際も黒字を確保しています。また直近はコロナ時の落ち込みから見事に回復してますね。

以下では、数値で見てみましょう。経常利益は増加傾向で、BPS(一株当たり純資産）も綺麗に右肩上がりの素晴らしい銘柄です。

なお、今年度の第３四半期決算(1Q-3Q合計）では経常利益は前期比＋13.7％（前期経常利益103億円→今期 117億円）と、コロナ禍からの回復も鮮明です。

「 NECキャピタルソリューション」の配当金の推移

NECキャピタルソリューションは、現状でも優待・配当利回りが5.66%と高利回ですが、配当性向が約31.58％と低めな事から更なる増配余力もあります。また、過去の配当の推移からも増配に対して意欲もある会社で、今後の増配が大いに期待できます。

「 NECキャピタルソリューション」の自己資本と負債の推移

続いて自己資本の推移ですが長期では右肩上がりに成長しています。リース会社故、自己資本比率が低いのは仕方がないと考えます。

「 NECキャピタルソリューション」の株価の推移

ヘムは、購入時点で「割安であるか？」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか？」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに１年チャートと５年チャートを並べておきます。

１年チャート

TradingView提供のチャート

５年チャート

TradingView提供のチャート

ヘム

コロナショック時は株価が40%以上下落しているね。リース会社は暴落時に叩き売られる傾向にあるんだ。オリックスはリーマンショック時に95%下落したんだよ。でもショック時の実際の業績への影響はイメージ程は大きくない傾向にあるんだ。実際、リーマンショック時もコロナショック時も黒字を確保しているよ。リース会社は暴落中に仕込みたい銘柄群だね。