今日の記事はヘムの「優待株ポートフォリオ指数」の構成銘柄33位の「 安田倉庫 (9324)倉庫 」の分析です。ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」は2022年3月17日時点で49銘柄となっています。４９銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。
今日は構成銘柄39位の「 安田倉庫 (9324)倉庫 」の分析だよ。まずは、分析結果の要約からです。
安田倉庫 (9324) の分析結果の要約
「安田倉庫 (9324) 」はPER10.8・PBR 0.38・ミックス係数4.1と超割安株です。過去の業績も安定しており純資産も５年で2６％増加しています。優待・配当利回りは3.39％とそこそこで、配当性向は約２７％と高すぎません。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか？」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。
「安田倉庫 (9324)倉庫 」
優待・配当継続性自信度
自信度A ◎
「 安田倉庫 」の指標分析
では、安田倉庫 (9324)の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 安田倉庫 (9324)倉庫
- 株数 100株
- 指数構成順位 ３9位（全４９銘柄）
- 指数構成比率 1.1%
- 株価 968円 （2022/4/15)
- 優待 お米券 100株以上 2枚 / 1000株以上5枚 / 5000株以上10枚
- 優待利回り
- 100株以上 お米券2枚（880円相当） 0.91%
- PER 10.8
- PBR 0.38
- ミックス係数 4.10
- 純資産の成長 順調に成長していてGOOD!!
- ５年前 60,720百万円 → 直近 76,235百万円 ２６％増加
- ３年前 66,265百万円 → 直近 76,235百万円 １５％増加
- 自己資本比率 51.6%
- 配当 24円
- 配当利回り 2.48%
- 配当性向 26.73% 高すぎずGOOD!
- 優待配当利回り 100株 3年以上保有 3.３9%
倉庫業は割安な銘柄が多いです。小人のヘムは、安田倉庫以外に、中央倉庫、澁澤倉庫も持っています。倉庫業は、世の中がどれだけIT化しても物流が無くなる事はないでしょう。現に、アマゾンも米国で大型倉庫をどんどん作ってますよね。
「 安田倉庫 」の売上・利益分析
まずは、同社の売り上げ・利益が安定していることから見てください。概ね増収・増益傾向で2008年～2009年のリーマンショック時も黒字を確保しています。
今期の第３四半期決算でも前年比増収増益を確保しています。
経常利益が１５年に渡って安定的に黒字で、BPS（一株当たり純資産）も成長しています。赤字になるところが想像出来ないような安定ぶりですね。
「 安田倉庫 」の配当金の推移
安田倉庫は、優待・配当利回りは長期保有で3.39%と決して高利回りとは言えない銘柄です。配当性向が約２７％と高すぎません。安定した業績と高すぎない配当性向から、今後もヘムに優待・配当を運び続けてくれるであろう素晴らしいと思っています。
「 安田倉庫 」の自己資本と負債の推移
毎年利益が積みあがっていくので、自己資本も成長していますね。
「 安田倉庫」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか？」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか？」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに１年チャートと５年チャートを並べておきます。
1年チャート
TradingView提供のチャート
５年チャート
TradingView提供のチャート
安田倉庫は派手に株価があがるイメージは無いけど、これからも優待と・配当を運び続けてくれるであろう、安定感抜群の倉庫会社です。
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ指数」 公表中
- ヘムの「不人気株指数」（嫌われ者ファンド）2022年夏頃公表予定
- ヘムの「低配当性向安定株指数」
- ヘムの「インデックス積立投資指数」（国内証券） 公表中
- ヘムの「７資産分散インデックスファンド指数」
- ヘムの「全投資資産 成績指数」 公表中
があります。それぞれのポートフォリオを指数化して構成銘柄、運用成績、選定理由を公表していきます。現状はヘムの「優待株ポートフォリオ指数」のみを公表しています。２０２２年夏頃に「不人気株指数」も公表を開始予定です。
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