今日の記事はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」の構成銘柄10位の「ソディック (6143) 」の分析です。ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」は2022年8月31日時点で41銘柄となっています。41銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。

今日はヘムのDOE採用株ポートフォリオ 構成銘柄10位の工作機械メーカーで放電加工機で世界首位級の「ソディック (6143) 」の分析だよ。まずは、分析結果の要約です。DOEに就いては以下のページで詳細の説明をしているのでそっちを見てね。DOE投資は長期的に安定して配当を獲得を狙うには最適な投資手法だと思うんだ。「DOEについての詳細の説明」では、とっても分かりやすくDOE投資のメリットを記載しているから是非見てね。
「ソディック (6143) 」の分析結果の要約
では、本日ソディック (6143) を紹介します。

「ソディック (6143)」はPER6.7・PBR 0.53・ミックス係数3.55と超割安株です。DOE2.0%以上の配当政策を採用しており、純資産も5年で約53%増加しています。配当利回りは3.31%で 配当性向は約21.81%と無理のない範囲です。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。

「ソディック (6143) 」
優待・配当継続性自信度
自信度 B 〇
「 ソディック (6143) 」の指標分析
では、ソディック (6143) の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 ソディック (6143)
- 株数 400株
- 指数構成順位 10位 / 41銘柄中
- 指数構成比率 2.95%
- 直近株価 816円 (2022/9/9)
- 購入価格 729円 (+11.93%)
- 優待 無し
- PER 6.7
- PBR 0.53
- ミックス係数 3.55 超割安株
- 純資産の成長 順調に純資産が積みあがってます
- 5年前 48,710百万円 → 直近 74,438百万円 (約53%増)
- 3年前 58,129百万円 → 直近 74,438百万円 (約28%増)
- 自己資本比率 55.2%
- 配当 27円
- 配当利回り 3.31%
- 配当性向 21.81% 無理のない範囲
- DOE 2.0%以上
以下はソディックの長期経営計画での記載(2022年2月に改正された最新版)です。DOE2%以上かつ総還元性向30%以上との記載で、安定配当+自社株買いが期待できます。

「 ソディック (6143)」の売上・利益分析
売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。2009年~2010年のリーマンショックは赤字に転落も、その後は売上・利益共に右肩上がりに成長しています。2020年のコロナ時も一時的に落ち込むもその後は回復傾向です。


大手工作機械メーカーという事もあり景気敏感株といえるね。リーマンショック時は赤字転落もその後の経済の回復で黒字化しているね。またコロナ禍も経済の停滞で売上・利益共に減少したけど、直近は回復しているよ。2022年の8月に、通期業績予想を上方修正しており、中期経営計画も強気な計画を出しているよ。

BPS(一株当たり自己資本)はリーマンショック後は順調に成長しています。DOE採用銘柄で、今後の配当の維持は可能と思われます。



DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。ソディックの場合はDOE2.0%以上としているから、BPS(一株当たり自己資本) X 2.0%が配当の下限になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。

BPSはずっと右肩上がりだよね。実際に配当も成長してきたの?

実際の配当推移は、次項で説明するね。ソディックでは平成20年の3月期の有価証券報告書で既に「株主資本配当率(DOE)2.0%以上をを目標とする」という配当政策を記載しているよ。それ以前の有価証券報告書は確認できなかったんだけど、少なくとも15年以上配当政策にDOEを採用しているよ。
「 ソディック 」の配当金の推移
長期的に増配傾向である事が見て取れます。配当利回りは3.31%で、配当性向は約21.81%と高すぎません。DOE2.0%以上の配当政策を採用しており、BPSも順調に成長している事から今後の増配も期待できます。

2019年と2020年にコロナ禍で一時的に業績が落ち込んだ時も、DOE2%以上の配当政策により、減配しなかったんだね。DOE投資の良い面が出たね。このように一時的な業績の落ち込み時にも安定した配当を貰えるのがDOE採用株投資の大きな利点の一つだよ。


下のグラフを見るとBPS(一株当たり自己資本)の成長に伴い、実際の配当額も成長している事が分かるね。


「 ソディック 」の自己資本と負債の推移
続いて自己資本の推移ですが本当に綺麗な右肩上がりで素晴らしいです。自己資本比率も2013年3月期の37.9%が2021年12月期には55.2%と成長しており好財務です。



2022年12月期の時点で配当利回りは3.31%とそれほど高配当ではないけど、配当性向が21.8%と無理のない範囲である事、過去の配当推移が増配基調である事、DOE2.0%以上の配当政策を採用している事、近年は業績も安定しており毎年BPSが成長している事から今後も増配が期待できると思っているよ
「 ソディック 」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。

1年チャート
TradingView提供のチャート

5年チャート
TradingView提供のチャート
ヘムが運用している様々指数について
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- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。
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