今日の記事はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」の構成銘柄12位の「マクニカホールディングス (3132) 」の分析です。ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」は2022年8月31日時点で41銘柄となっています。41銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。
今日はヘムのDOE採用株ポートフォリオ 構成銘柄12位の独立系の半導体商社としては国内トップ級の「マクニカホールディングス (3132) 」の分析だよ。マクニカホールディングスは2015年マクニカと富士エレクトロニクスとの経営統合により設立されたよ。まずは、分析結果の要約です。DOEに就いては以下のページで詳細の説明をしているのでそっちを見てね。DOE投資は長期的に安定して配当を獲得を狙うには最適な投資手法だと思うんだ。「DOEについての詳細の説明」では、とっても分かりやすくDOE投資のメリットを記載しているから是非見てね。
「マクニカホールディングス (3132)」の分析結果の要約
では、本日マクニカホールディングス (3132)を紹介します。
「マクニカホールディングス (3132)」はPER6.5・PBR 1.00・ミックス係数6.5と割安株です。DOE4.0%目安を配当政策を採用しており、純資産も5年で約72%増加しています。優待配当利回りは100株保有で4.46%で 配当性向は約26.66%と無理のない範囲です。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。
「マクニカホールディングス (3132)」
優待・配当継続性自信度
自信度 A ◎
「 マクニカホールディングス (3132)」の指標分析
では、マクニカホールディングス (3132)の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 マクニカホールディングス (3132)
- 株数 100株
- 指数構成順位 12位 / 41銘柄中
- 指数構成比率 2.75%
- 直近株価 2,910円 (2022/9/9) (+12.44%)
- 購入価格 2,588円
- 優待
- 100株以上 QUOカード 1,000円
- 200株以上 3,000円相当のカタログギフト 又は 「クラブオフ」会員サービス
- 500株以上 3,000円相当のカタログギフト 及び 「クラブオフ」会員サービス
- 「クラブオフ」会員サービスは宿泊施設、レジャー・スポーツ施設、ショッピング等の各種サービスを割引料金で利用可
- 優待利回り 100株保有時 0.34%
- PER 6.5
- PBR 1.00
- ミックス係数 6.50 割安株
- 純資産の成長 順調に純資産が積みあがってます
- 5年前 104,769百万円 → 直近 179,764百万円 (約72%増)
- 3年前 135,399百万円 → 直近 179,764百万円 (約33%増)
- 自己資本比率 46.9%
- 配当 120円
- 配当利回り 4.12%
- 配当性向 26.66% 無理のない範囲
- 優待配当利回り 100株保有で4.46%
- DOE 4.0%を目安
以下はHPに記載されている同社の配当政策です。DOE4%目安・総還元性向 30~50%を目指すと記載されてます。
DOE4%目安を採用している事に加えて、「機動的な株主還元の手段として資本効率や市場環境などを考慮のうえ自己株式の取得を実施し、総還元性向 30~50%を目指します」との記載は心強いね。以下のように今までも積極的に自社株買いを実施しているのも評価できるね。
「マクニカホールディングス (3132)」の売上・利益分析
売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。上場後順調に売上利益共に成長しいています。
以下は、マクニカホールディングスの受注残の推移だよ。売上のみならず、受注残も急激に伸びており、まさに盤石の状況だね。
BPS(一株当たり自己資本)はリーマンショック後は順調に成長しています。DOE採用銘柄で、今後の配当の維持は可能と思われます。
DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。マクニカホールディングス の場合はDOE4.0%を目安としているから、BPS(一株当たり自己資本) X 4.0%が配当の下限になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。
BPSはずっと右肩上がりだよね。実際に配当も成長してきたの?
実際の配当推移は、次項で説明するね。
「 マクニカホールディングス 」の配当金の推移
長期的に増配傾向である事が見て取れます。配当利回りは4.12%/ 優待配当利回りは4.46%で、配当性向は約26.66%と高すぎません。DOE4.0%目安の配当政策を採用しており、BPSも順調に成長している事から今後の増配も期待できます。
下のグラフを見るとBPS(一株当たり自己資本)の成長に伴い、実際の配当額も成長している事が分かるね。
「 マクニカホールディングス 」の自己資本と負債の推移
続いて自己資本の推移ですが本当に綺麗な右肩上がりで素晴らしいです。自己資本比率も2022年3月期で49.6%と好財務です。
2022年3月期の時点で優待・配当利回りは4.46%と高配当で、配当性向は26.66%と無理のない範囲である事、過去の配当推移が増配基調である事、DOE4.0%目安の配当政策を採用している事、業績は極めて好調で毎年BPSが成長している事から今後も増配が期待できると思っているよ
「 マクニカホールディングス 」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。
1年チャート
TradingView提供のチャート
5年チャート
TradingView提供のチャート
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全51銘柄 割安優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全50銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全51銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「連続増配宣言株ポートフォリオ」 全16銘柄 連続増配を公表している割安株で構成!
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にIndexfundを毎月積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。
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