今日の記事はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」の新規購入「大林組 (1802)」の分析です。ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」は2023年1月31日時点で53銘柄となっています。53銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。
今日はヘムのDOE採用株ポートフォリオ 新規購入銘柄「大林組 (1802)」の分析だよ。DOEに就いては以下のページで詳細の説明をしているのでそっちを見てね。DOE投資は長期的に安定して配当を獲得を狙うには最適な投資手法だと思うんだ。「DOEについての詳細の説明」では、とっても分かりやすくDOE投資のメリットを記載しているから是非見てね。
「大林組 (1802)」はどういう会社?
大林組は売上高が日本2位のスーパーゼネコンだよ。超大型株だね。ヘムは中小型株を好むんだけど、DOEを採用している事、指標が割安な事、過去17年間で赤字はリーマンショック時の2010年の1度だけである事から、採用を決めたよ。
売上高で55%を占める「国内建築」が赤字になっているね😨
原材料、人件費の高騰の影響だね。
原材料、人件費の高騰は企業に大きな打撃だけど、
当然各企業は「価格転嫁」と「効率化」に必死で取り組むよね。
数年は厳しい環境が続くかもしれないけど、
この数年の努力が3年後位に花開くなんてことはよくある事だよね。
ヘムの感覚では、この逆風下でも黒字を確保しているなら、
十分及第点だよ。むしろ仕込み時だと思っている位だよ
ちなみに、スカイツリーは大林組が単独施工したものだよ。
以下のように様々な世界初や日本初を実現しているよ
- 世界初、大断面シールドトンネルを拡幅する
- 世界初、市街地で水素による熱電供給システム実証試験を開始
- 世界初、ドライ低NOx水素専焼ガスタービンの技術実証試験に成功
- 世界初 半径30mの急曲線部でベルトコンベアによる連続搬送を実用化
- 日本初の地熱発電と水素製造実証プラントの建設
- 日本初の高層純木造耐火ビルの建設
よく分からないけど技術力は凄いよって事だね
「大林組 (1802)」の分析結果の要約
「大林組 (1802)」はPER9.7・PBR 0.69・ミックス係数6.69と割安株です。DOE(連結株主資本配当率)3%程度の配当政策を採用しており、純資産も5年で約54%増加しています。配当利回りは4.38%で 配当性向は約42.41%と無理のない範囲です。DOE採用株で毎年純資産も増加しているので、今後も増配が続く事が期待されるよ。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。
「大林組 (1802)」
優待・配当継続性自信度
自信度 B 〇
「 大林組 (1802)」の指標分析
では、大林組 (1802)の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 大林組 (1802)
- 株数 200株
- 指数構成順位 30位 / 53銘柄中
- 指数構成比率 1.46%
- 直近株価 958円 (2023/2/3) (+0.94%)
- 購入価格 949円 (2023/1/6購入)
- 優待 無し
- PER 9.7
- PBR 0.69
- 対TOPIX ベータ値 0.85 (2022年11月時点)
- 対日経平均ベータ値 0.65 (2022年11月時点)
- ミックス係数 6.69 割安株
- 純資産の成長 順調に純資産が積みあがってます
- 5年前 644,076百万円 → 直近 988,913百万円 (約54%増)
- 3年前 798,149百万円 → 直近 988,913百万円 (約24%増)
- 自己資本比率 39.5%
- 配当 42円
- 配当利回り 4.38%
- 配当性向 42.41% 無理のない配当!
- DOE 3.0% 目安 (2022/3/11の中期経営計画で導入)
2022年3月11日の策定された中期経営計画で、「DOE(連結株主資本配当率)3%程度」と明記しているよ。「利益の蓄積による自己資本の充実を株主に中長期的に還元する方針」とも記載されているね。まさにヘムが企業に望んでいる事だよ。
「大林組 (1802)」の売上・利益分析
売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。過去17年で赤字はリーマンショック時の1度だけで、その後は売上・利益共に右肩上がりに傾向です。
DOE採用銘柄は、BPSさえ増えれば増配が続く事になります。
DOE採用銘柄にとって最も重要な事は、
今後もBPSが増えていくかです。
では、大林組の過去BPSの推移です😁
BPS(一株当たり自己資本)はリーマンショック以降は順調に成長しています。DOE採用銘柄で、BPSが毎年成長しているので、今後の増配にも期待がもてます。
今後もBPSが伸びそうなグラフだよね😄
もちろんその通りにならない事もあるけど、
このような銘柄を50銘柄に分散してPFを組むと
PF全体での増配傾向は確保できると考えているよ❗
DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。大林組 (1802)の場合はDOE3.0%程度の配当政策をとっているので、BPS(一株当たり自己資本) X 3.0%が配当の下限になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。
BPSはリーマンショック以降はずっと右肩上がりだよね。実際に配当も成長してきたの?
実際の配当推移は、次項で説明するね。
「 大林組 (1802)」の配当金の推移
長期的に増配傾向である事が見て取れます。配当利回りは4.34%で、配当性向は約42.41%と無理のない範囲です。DOE3.0%目安の配当政策を採用しており、BPSも順調に成長している事から今後の増配も期待できます。
下のグラフを見るとBPS(一株当たり自己資本)の成長に伴い、実際の配当額も成長している事が分かるね。ピンクの線が「BPSx3%」の線だから、今後はピンク線程度の配当になるって事だね。
「大林組 (1802)」の自己資本と負債の推移
続いて自己資本の推移ですが「自己資本」も「自己資本比率」も概ね綺麗な右肩上がりで素晴らしいです。
配当利回りは4.34%と高配当、配当性向は42.41%と無理のない範囲です。過去の配当推移が増配基調である事、DOE3.0%目安の配当政策を採用している事、BPSは長期で右肩上がりに成長している事から今後も増配が期待できます
「 大林組 (1802) 」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。
1年チャート
TradingView提供のチャート
5年チャート
TradingView提供のチャート
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全51銘柄 割安優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全52銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
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- ヘムの「連続増配宣言株ポートフォリオ」 全16銘柄 連続増配を公表している割安株で構成!
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があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。
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