今日の記事はヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」の新規購入「日本電技 (1723)」の分析です。ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」は2022年12月31日時点で52銘柄となっています。52銘柄の構成銘柄の内訳は以下を見て下さい。
今日はヘムのDOE採用株ポートフォリオ 新規購入銘柄「日本電技 (1723)」の分析だよ。DOEに就いては以下のページで詳細の説明をしているのでそっちを見てね。DOE投資は長期的に安定して配当を獲得を狙うには最適な投資手法だと思うんだ。「DOEについての詳細の説明」では、とっても分かりやすくDOE投資のメリットを記載しているから是非見てね。
「日本電技 (1723)」はどういう会社?
四季報には「ビル空調計装工事の大手」と書かれているよ。「ビル空調計装工事の大手」で検索して見ると、「ビルや学校、病院などにある空調機を制御するための工事のことです。 『自動制御工事』と言われたりもします」との事でした。
セクターは、①空調計装関連(ビルディングオートメーション)と、②産業システム関連(インダストリーオートメーション)の2つに分かれているみたい。売上、利益の割合は以下を参考にしてね。
空調計装関連が売り上げの約90%、利益の約98%を占めているので、ほぼ空調計装関連の会社と考えて良いね。
「日本電技 (1723)」の分析結果の要約
「日本電技 (1723)」はPER8.8・PBR 0.89・ミックス係数7.83と割安株です。DOE(連結株主資本配当率)4%を基準とした累進的な配当を配当政策を採用しており、純資産も5年で約55%増加しています。配当利回りは4.74%で 配当性向は約41.86%と無理のない範囲です。DOE採用株で毎年純資産も増加しているので、今後も増配が続く事が期待されるよ。
ヘムの選定基準は、「その銘柄は長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれるか?」がイエスである事です。分析記事では最初にその銘柄の優待・配当継続性自信度を記載します。
「日本電技 (1723)」
優待・配当継続性自信度
自信度 A ◎
「 日本電技 (1723)」の指標分析
では、日本電技 (1723)の各指標を具体的に見ていきましょう。
- 銘柄 日本電技 (1723)
- 株数 100株
- 指数構成順位 11位 / 52銘柄中
- 指数構成比率 2.39%
- 直近株価 3,165円 (2023/1/13) (+0.00%)
- 購入価格 3,150円 (2022/12/5購入)
- 優待 無し
- PER 8.8
- PBR 0.89
- 対TOPIX ベータ値 0.18 (2022年11月時点)
- 対日経平均ベータ値 0.15 (2022年11月時点)
- ミックス係数 7.83 割安株
- 純資産の成長 順調に純資産が積みあがってます
- 5年前 18,656百万円 → 直近 28,865百万円 (約55%増)
- 3年前 21,539百万円 → 直近 28,865百万円 (約34%増)
- 自己資本比率 74.8%
- 配当 150円
- 配当利回り 4.78%
- 配当性向 41.86% 無理のない配当!
- DOE 4.0%を基準に累進配当 (2022/11/2にDOE4.0%以上の配当政策を導入)
2022年11月2日の剰余金の配当に関するお知らせで、「DOE(連結株主資本配当率)4%を基準に累進的な配当を基本とするとともに、機動的な自己株式取得も実施してまいります」と記載されています。「機動的な自己株式取得」のコメントもあり株主還元に積極的な姿勢が感じ取れます。
「日本電技 (1723)」の売上・利益分析
売り上げ・利益の過去の安定性はどうでしょうか? 左軸は売上、右軸が経常利益、単位は百万円です。リーマンショック時も黒字を確保。その後は売上・利益共に右肩上がりに成長と素晴らしい業績の推移です。
中間決算時では売上は微減だけど、受注高が伸びているのはいいね
長期推移で経常利益率も右肩上がりだよ
BPS(一株当たり自己資本)は長期に渡り順調に成長しています。DOE採用銘柄で、BPSが毎年成長しているので、今後の増配にも期待がもてます。
DOE採用株投資の狙いは、「安定して黒字 → 自己資本が成長 → 配当も成長」という流れが大切なんだ。日本電技 (1723)の場合はDOE4.0%基準の配当政策をとっているので、BPS(一株当たり自己資本) X 4.0%が配当の下限になるんだ。BPSが成長すると自動的に配当も成長していくよ。その上で改めて上のBPSの推移を見てごらん。
BPSはずっと右肩上がりだよね。実際に配当も成長してきたの?
実際の配当推移は、次項で説明するね。
「 日本電技 (1723) 」の配当金の推移
長期的に増配傾向である事が見て取れます。配当利回りは4.78%で、配当性向は約41.86%と無理のない範囲です。DOE4.0%基準の配当政策を採用しており、BPSも順調に成長している事から今後の増配も期待できます。
下のグラフを見るとBPS(一株当たり自己資本)の成長に伴い、実際の配当額も成長している事が分かるね。
「日本電技 (1723)」の自己資本と負債の推移
続いて自己資本の推移ですが概ね綺麗な右肩上がりで素晴らしいです。自己資本比率も2022年3月期で74.8%と好財務です。
配当利回りは4.74%と高配当、配当性向は41.86%と無理のない範囲です。過去の配当推移が増配基調である事、DOE4.0%基準の配当政策を採用している事、業績は安定しており毎年BPSが成長している事から今後も増配が期待できます
「 日本電技 (1723) 」の株価の推移
ヘムは、購入時点で「割安であるか?」「今後も長期に渡ってヘムに配当や優待を届け続けてくれる安定した収益性があるか?」を重視して銘柄を選定します。あまり、株価のバリュエーションは気にしないのですが、ご参考までに1年チャートと5年チャートを並べておきます。
1年チャート
TradingView提供のチャート
5年チャート
TradingView提供のチャート
ヘムが運用している様々指数について
現在ヘムが運用しているポートフォリオには
- ヘムの「優待株ポートフォリオ」 全51銘柄 割安優待株で構成!
- ヘムの「DOE採用株ポートフォリオ」 全52銘柄 配当政策にDOEを採用の割安株で構成!
- ヘムの「不人気株ポートフォリオ」 全51銘柄 究極の逆張り投資!(通称嫌われ者ファンド)
- ヘムの「連続増配宣言株ポートフォリオ」 全16銘柄 連続増配を公表している割安株で構成!
- ヘムの「インデックス投信積み立てファンド」 e-Maxis中心にIndexfundを毎月積立て
- ヘムの「7資産分散海外ETFファンド」 バンガード中心に海外ETFを分散投資
- ヘムの「全投資 ポートフォリオ」 ヘムのすべての投資資産の全体の運用成績
があります。そのポートフォリオに実際に投資して、売買手数料や配当や税金をすべて含めた成績を長期に渡って公表していきます。
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