=インフレへの備えが必要だというお話=
幾つかのデータを見てのヘムの結論は以下です。
✅次回の下落相場時には大きめに資金を入れて
キャッシュポジションを落とす
✅インフレ耐性の強い銘柄で組んだポートフォリオの構築を検討する
岸田首相の「税収増を国民に適切に還元すべきだ」との発言と、与党内からの「消費税や所得税の減税提言」を見て、今後インフレの流れは止まりそうにないなと感じてます。「デフレからインフレへの大転換」の流れを踏まえて、ヘムはcash positionの見直しを考えています。
今は明らかにインフレです。この状態で減税やバラマキを行えばインフレは加速する事になります。政策の是非の話をしているのではなく、投資家として更なるインフレに備えなければならないという話です。
インフレ下では物の値段は上がっていくのですから「今のうちに買っておいた方が良い」という心理になります。この事が「好景気」と「更なるインフレ」を呼び込みますよね。
🌟人手不足による賃金インフレの加速
ヘムの実業からの実感でも人手不足は深刻で、今後賃金インフレは加速していくと見ています。中長期ではIT化、ロボット化等で省力化も進むでしょうが、目先は人手不足が加速する可能性が高そうだと感じます。以下は、春闘の賃上げ率の推移です。
以下は消費者物価指数の推移(要因分解)です。
政府のエネルギー補助金(電気代やガソリン)で物価上昇を抑えていても3%超えが常態化しています。エネルギー補助金がなければ5%近いインフレになりそうですよね。毎年資産価値が4~5%も減っていく。これはとても看過できません。投資家としての対策が必要だと強く感じます。
以下は所謂需給ギャップの推移です。長年、需要不足供給過多に苦しんできた日本経済ですが、2023年に入って需給ギャップはプラス転換しています。需要が共有を上回ればインフレが必然です。
この10年間ほどは高齢者の労働参加率の上昇が人手不足を抑えてきました。2021年時点で60~64歳の労働参加率は71.5%に達しました。65~70歳でも50.3%です。これ以上労働参加率を高める余地はそんなに大きくないのでは?と思われ、今後の人で不足感は加熱しそうです。
今投資家として考える事は
・インフレ耐性のある銘柄を買う事
・キャッシュポジションを落とす事
ではないでしょうか❓
ヘムの目先の戦略としては
①証券口座内のcashを半年ほどかけて全て株の購入に充てる。購入先は「割安小型株(jペッパー)」と「インフレ対策銘柄」
②暴落時に投入する資金を増やして資産に占める株価のポジションを高める。高値掴みを避けるため、今ではなく次回の暴落時に投入する資金を増やす作戦。
③インフレ耐性の強い銘柄のバルク買いを検討する
といった感じです🤔🤔
インフレ対策銘柄は、エネルギー関連、商社、価格転嫁力あり、強固なブランド、富裕層向けビジネス辺りでしょうか?今度ツイッター(X)で皆さんの意見を聞いてみようと思います。
コメント