DOE(純資産配当率)の定義をちゃんと理解していなかったことが分かったので解説するね。まずは以下が正しいDOEの定義だよ。
DOE [ 純資産配当率(連結)] の定義
<1株当り個別配当金(合計)>÷<(期首1株当たり純資産+期末1株当たり純資産)÷2>×100
どうして分かったの?
三菱倉庫の2022年月期の配当方針は「DOE2%を目標に配当する」だったんだ。2022年3月期の1株当たり純資産(BPS)は4,238.85だったのね。そうすると、配当は4,238.85 X 2% = 84.77にならないといけないのに、実際の配当は80円だったんだ。
覚えているよ。確かヘムはその時「目標」だから、曖昧な指標で実際の配当はそれより少なくなる時もよくあるんだって言ってたね
うん。でも、他のDOEを採用している会社でもこのような事があったから、気になって三菱倉庫のIRに問い合わせてみたんだ。それで分かったんだけど、東京証券取引所の決算短信記載要領には純資産配当率(DOE)は以下の様に定義されているんだ。
<1株当り個別配当金(合計)>÷<(期首1株当たり純資産+期末1株当たり純資産)÷2>×100
純資産は「期首と期末の平均」で算出するのが正しいという事が分かったんだ
だから三菱倉庫の場合は期首のBPSが3,914.63、期末のBPSが4,238.85だから、以下のような計算でDOEは2%という事になるんだ
80 ÷ <(3,914.63+4,238.85)÷2> = 1.96% ≒ 2.0%
疑問が解決してよかったね
なんでも分からないことは確認してみるもんだね
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