株式投資「暴落相場への備え②(暴落相場への対策)」なぜ投資家は暴落に耐えられないのか?

暴落相場への備えシリーズ
ヘム
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株式投資「暴落相場への備え」シリーズの第2弾「なぜ投資家は暴落に耐えられないのか?」だよ。第一弾(日本株 暴落の歴史)を見ていない人はまずは、そっちを見てね。

ヘム
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最初に、株式投資「暴落相場への備え」シリーズの整理&まとめです

暴落相場への備えシリーズは以下の6つの記事に分けて掲載します。続き物になっているので1~4まで前から順番に見てください。

  1.  暴落の歴史
  2.  なぜ投資家は暴落に耐えられないのか?
  3.  暴落相場への事前の備え
  4.  暴落時にする事

常に直近の暴落が一番厳しい理由

ヘム
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ヘムはこう見えても投資歴25年以上のベテラン投資家なんだ。えっへん。その25年以上の投資期間に以下のような暴落を経験してきたよ。

ヘム
ヘム

ヘムが経験してきたこれらの暴落でどの暴落が1番きつかったと思う?

ホー
ホー

それはやっぱり、「リーマンショック」じゃないの?暴落率も暴落期間も1番厳しいよね。それとも「ITバブルの崩壊?」投資初心者の時期だったから、心もそれほど強くなかったのかな?

ヘム
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残念!正解は、コロナショックなんだ。コロナショックは下落率も最大で30%程度で、暴落期間も僅か3ヵ月程度で、リーマンショックやITバブルの崩壊と比較するとそれ程厳しい暴落ではなかったんだ。それでも、ヘムがコロナショックが1番きつく感じたのは、暴落当時の投資金額が1番大きかったからだよ。それぞれの暴落時のヘムのおよその投資金額と、損失額を書いた表が以下だよ。

*)上記の表のヘムの暴落時損失割合は市場の下落率よりは少なくなっているよ。ヘムは、バリュー株投資が主体で、バリュー株は暴落時の下落は市場平均より緩やか(まし)である事が多いんだ。ヘムの投資経験でもその通りだよ。

ヘム
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リーマンショック投資金額は約3,000万円だったのが、

コロナショック時は投資金額は約1億4300万円までに増えていたのね。

下落率は低くても、損失額は遥かに大きくて、もの凄いダメージを食らったよ。

ヘム
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重要なことを整理するね。投資家は証券口座にお金を随時入金して投資金額を増やしていく事が多いよね。それが正解だって言われてるしね。それに、株価自体も長期では上がっていく事が多いでしょ。それに加えて配当金も再投資に振り向ける人が多いよね。その結果、投資金額はどんどん膨らんでいくんだ。

ホー
ホー

つまり、直近の暴落時の投資金額は今まで一番多くなっている事が多いんだね。

ヘム
ヘム

そうなんだ。仮に同じ暴落率だとしたら、投資金額が最大になっている直近の暴落を1番きつく感じるんだ

ホー
ホー

よく、投資は「額」ではなく「率」で考えろっていうよね。投資額が100万円でも、1億円でも同じ20%の下落とは考えられないの?

ヘム
ヘム

全てを「率」で考えられるのは投資家の理想なんだけど、人間はそんな風には出来てないんだ。人は、結局損失を「額」で考えちゃうんもんなんだよ。仮に1億円の投資額が、20%の下落で8,000万円になり2,000万円損失した状態だとするね。ヘムもホーも毎日色んな事にお金を使うよね。今日のランチに1,000円、洋服を買って10,000円、旅行に行って30,000円とか。暴落で含み損が膨らんでるときは2,000万円の損失がなければ、どれだけ色んなものが買えただろう?どれだけ遊べただろう?って考えちゃうんだ。毎月の収入の何か月分が(何年分が)タダ働きになるんだとかね。

ヘム
ヘム

今日は30万円、明日は50万円って日々桁違いのお金が減っていくのは本当に辛い事なんだよ。それはたとえ資産が数億円あっても、日々の生活に置き換えた今日の30万円の損失っていうのはダメージが大きいんだよ。

まとめ)投資金額(時価評価)が最大になっている直近の暴落が最もきつく感じる。どれだけ優秀な投資家でも「暴落に慣れて平然としていられる」なんていう事は夢物語。資産額が最大になっている直近の暴落時には、どんな優秀な投資家やベテラン投資家も歯を食いしばりながら耐え忍び、震えながら買い進んでいる

暴落中の買いが更に損失を膨らませる

ヘム
ヘム

株はね、下がっている時に買って、上がっている時に売るべきでしょ。長期で見ると、下落時に買いむかうのは正しい選択なんだ。マーケットが正常な場合はこの考え方は十分機能するよ。相場は暴落の時期より、正常な時期の方が長いから、投資家は以下のような成功体験を積み重ねていく事になるんだ。〇をした押し目の下落時に株を買っていくイメージだね。

ヘム
ヘム

でも、どこかで必ず下落相場が来るよね。以下は、上記のグラフの続きで、リーマンショック級の暴落や、ITバブル崩壊級の暴落が来た時の、暴落相場の入り口のイメージだよ。

ホー
ホー

凄く具体的なイメージとか心情描写だね。こっれて、ヘムの実体験?

ヘム
ヘム

うん。これは、ヘムが「リーマンショック」の時に感じた心情をまとめているよ。

ヘム
ヘム

今までの長い投資経験から押し目は買いだという成功体験が刷り込まれているから、黒〇の3回の下落時にも果敢買い進むんだね。今までは、この後で株価が切り返すという事が多かったんだけど、今回は暴落の入り口だったんだね。それも、地獄の下落のほんの最初の方だったんだね。下のグラフは、黒〇3回の押し目買いの後の動きだよ。

今回はいつものように切り返すことは無く、高値から20%以上の下落になる。まさに、「階段を上がるように相場が上がってビルから飛び降りるように下落する」だね。ヘムの経験からも本当に相場は、長期に渡って階段を上るようにゆっくりあがって、屋上から飛び降りるように下落する事が多いんだ。

この急落の中、歯を食いしばって買い向かう。もう、底のはずだと信じてね。でも、暴落は止まらないんだ。以下グラフの緑〇が暴落の真っ最中に、毎日頭がボゥっとして、足が地に着かない感覚の中で必死に耐えて買い付けている時期だよ。緑〇の最後の段階では、過去の買い付けた全ての〇16回分の買い付けは全て含み損になっているんだ。

この時の気持ちは悲惨なんだ。「皆は下げ相場で売るからだめなんだ。ここは買いなんだ」って、頑張って買った緑〇すべてが損失を拡大させているだけという結果なんだ。この時点で、ヘムの資産は1,000万円以上損失を出していたよ。この後、相場は一旦底を打って下げ止まり上げに転じでくれるんだ。

ヘム
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上記のグラフのように相場は一旦落ち着いてくれたんだ。心の底からほっとしたよ。このまま上がってくれ、せめてこれ以上は下がらないでくれと祈っていたんだ。でも、ヘムの祈りは空しく砕け、再度大きく下落したんだ。

この時点では、周りの投資家の多くは逃げ出していたよ。「一旦売って相場が底をうってから買い直すべきだ」との意見がたくさん見られたよ。皆暴落時に買うと言っていたのに、逆の事をしていたんだ。ヘムも、買い増しなんて出来る精神状態ではなかったよ。このまま買い続けると、損失が膨らみ続けるだけだ・・・って感じていたんだ。

ヘム
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リーマンショックが本当に恐ろしかったのは、上記の暴落期間が約2年、その後の停滞期間が約4年続いたんだ。この4年は、上げてはプチ暴落を繰り返したんだ。このプチ暴落の時に、また底を抜けて最安値を突き抜けていくんじゃないかという恐怖感が抜けないんだね。暴落期間の2年間、停滞期間の4年間の計6年間で多くの個人投資家が株式市場から退場していったよ。以下は、リーマンショック時の実際のチャート(2年の暴落+4年の停滞)だよ。

ホー
ホー

暴落の時こそ買いだなんていうけど、もの凄く難しい事なんだね。

ヘム
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よく、株の儲けは我慢料というけど、本当にその通りだと思うよ。でも、ほとんどその我慢が出来ないんだ。これが、個人投資家の8割は株で負けているなんて言われる理由だね。結局、ほとんどの人は上げ相場で買って暴落時に逃げ出して退場するってことだよ。

ホー
ホー

だからヘムは暴落がどういうものかを、ちゃんと理解して対策を立てて、次の暴落に活かすためにこの記事を書いているのね。

ヘム
ヘム

その通り。暴落時に売らずに、定期的に買い付けることが出来れば、インデックス投資でも長期間では十分に勝てる可能性が高いんだよ。ヘムはこのリーマンショックの暴落の後半、停滞期間の4年にあまり株を変えなかったことをとっても後悔したんだ。投資家として自分はとても未熟だって感じたんだね。

でもね、この経験はその後の様々な暴落時(ギリシャショック、東日本大震災、チャイナショック、ブレグジット、コロナショック)に生きることになったんだ。リーマンショック以降の暴落時は概ね上手く対応できたと思っているよ。

暴落時は本業もダメージを受けている

ヘム
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暴落の時にとにかく大事な事は

① 絶対に売らない事

② 計画的に買い付ける事

だよね。その為には心の余裕が必要なんだ。

例えば投資資産1億円が暴落で半分になっても、年収が1億円あれば半年分の収入でリカバーできるから大丈夫って考えられるでしょ。

ヘム
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でもね、「リーマンショック」や「コロナショック」の時は、世界全体が不景気になっているから、自分が勤めている会社の経営もあまり良くない事が多いんだ。そうなると、今後の収入も不安になるよね。ただでさえ、暴落で弱っているのに、本業(サラリーマンからの収入)にまで不安を感じるようになると、もう暴落に耐え切れなくなっちゃうんだね。

ホー
ホー

サラリーマンも不安だけど、経営者ならもっと不安になるんじゃない?

ヘム
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そうなんだ。サラリーマンなら給料はそんなに減る事は無いけど、経営者の場合はいきなり収入が0とか、赤字でマイナスなんて事もありうるんだ。

まとめ)暴落を乗り切るには強い心が必要。その為には余裕がないといけない。暴落時は、本業まで調子が悪くなるので、暴落を乗り切るのが尚更難しくなる!

ヘム
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今日は長くなったので、この辺で終わりにするね。今回の記事で伝えたかったのは、本物の暴落を乗り切るのは凄く難しいよってなんだ。皆、暴落時に株を買えばよいんだよって簡単に言うんだよ。でも、ヘムの経験からそれを出来る投資家は僅かなんだ。次回は『株式投資「暴落相場への備え③(暴への事前の備え)」』だよ。そんなに厳しい暴落を乗り切るにはどんな準備をしたら良いのかという記事だよ。

ヘム
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以下が株式投資「暴落相場への備え」シリーズです

暴落相場への備えシリーズは以下の6つの記事に分けて掲載します。続き物になっているので1~4まで前から順番に見てください。

  1.  暴落の歴史
  2.  なぜ投資家は暴落に耐えられないのか?
  3.  暴落相場への事前の備え
  4.  暴落時にする事

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