=ヘムの為になるお勉強📚シリーズ=
🍀逆イールドってなんだ🙄
・長短金利が逆転する事
(通常金利は長期で高く、短期で低くなるが、逆イールドとは長期金利の方が短期金利より低くなる現象)
🍀逆イールドは景気後退の前触れと言われている🥶
ではなぜ逆イールドが景気後退の前触れと言われているのでしょうか❓大体こんな感じだと思います
1⃣景気が過熱してインフレがおこる
2⃣FRBとか日銀がインフレ退治の為に金利を上げる
3⃣中央銀行の政策の影響が大きいのは短期金利。
つまり短期金利が上がる
4⃣市場関係者は金利が上がると
景気の過熱が冷める→リセッションが来ると思う
5⃣リセッションがくるなら株を買っても儲からない。
今は金利が高い。今のうちに長期国債を買っておこうと考える。
6⃣長期国債の金利は実需で決まる側面が大きい。長期国債の人気化で金利が下がる
まとめ
🍀短期国債は中央銀行がコントロールする。インフレ下なのだから政策金利は高め。短期金利は高め。
🍀長期国債の金利は実需で決まる。景気後退予想から長期で高金利を確定させられる長期国債が人気化。長期国債だけが金利が下がる。
🍀逆イールドが発生する
この流れから、逆イールド発生は景気後退の前兆と考えられるし、実際過去はそのようになっている事が多い。大体上記のような理屈の筈です。多分😅
以下赤丸は米国での逆イールド発生、水色で塗りつぶしている期間はリセッション期間(不況)です。過去は、逆イールド発生⇒解消の少し後にリセッション入りしていますね。また逆イールド状態の期間が長い程リセッションの期間も長い気がします。2024年後半位に逆イールドは解消されるのではと言われています。また今回の逆イールドの期間はかなり長めです。嫌なデータですね😢
日本市場が好循環に迎えるかの瀬戸際なので、なんとか米国株には頑張って欲しいです!米国リセッション入り、急激な円高、日本も失速のパターンだけは何とか避けてほしいところです🙏🙏
🍀YCC(イールドカーブコントロール)について
金利の話が出てきたので「おまけ」です。
YCC(イールドカーブコントロール)とは、日銀が短期金利だけでなく長期金利もコントロールするという手法です。
YCCとはYield Curve Controlの略(イールドカーブコントロール)。乱暴に言うと長期金利を含めて日銀が金利をコントロールする政策。黒田さんの前までは「中央銀行は、短期金利はコントロールできるが、長期金利のコントロールは難しい」と考えられていた。金利は短期で低く、長期で高くなりますよね。その推移が曲線になるからイールドカーブと言います(イールドは金利という意味)。曲線をコントロール。つまりは、短期金利も長期金利もコントロールするよという事。YCCやマイナス金利は非伝統的手法と呼ばれたりしてます。
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