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グリーンクロス (7533)
第1四半期決算 簡易分析📊
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売上高 :5,914百万円(+16.55%)
経常利益: 312百万円(+22.35%)
増収・増益は素晴らしいですが、
非常に良い点は増益率が増収率を上回った事です。
今の相場のキーワードは「価格転嫁力」です。
今回、同社の増益率が増収率を上回った要因は
決算書には明確には記載されていませんでしたが、
以下が考えられます。
✅値上げによる価格転嫁
✅レンタル割合の増加による利益率の向上
✅M&A・拠点展開の種まきphaseから、回収phaseに移行してきた
✅本社 購入一時費用の剥落&拠点統合効果
⇒ 上記要因のいずれであって(もしくはその複合であっても)一過性のものではないので、先行きは明るいと感じました。
一方同社と競合関係にあるセフテックの
第1四半期は以下のように減収・減益(赤字転落)と非常に厳しいものでした。
売上高 :2,401百万円(▲0.6%)
経常利益: ▲43百万円(赤転)
グリーンクロスの強さを表していますね。
上記の用に非常に良い内容だと思ったのですが株価はほぼ無反応です😅グリーンクロスらしいですね。同社の株価はフィデリティの処分売りの影響で抑えられている可能性があります。ヘムはこれは買い時だと判断して、2023年7~8月にかけて買い増し 主力まで引き上げました。
グリーンクロスの詳細については、
以前詳細分析をあげているので
引用元を確認してください。
🍀ヘムがグリーンクロスを主力銘柄に引き上げた理由
を簡単に纏めると以下の通りです。
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同社は「15期連続で増収増益」に加え「実質10期連続増配」とインカム狙いのバリュー銘柄として十分魅力的。「横展開&サイン事業の伸び&レンタル率UPによる利益率の向上」と今後の成長も十分に見込める。毎年増収増益で自己資本も積み上っているが過去5年株価が横ばいで、収益面からも資産面からも割安度は年々 増している。東証鞍替え上場という大きめのカタリストも期待でき、投資安全域は大きくかつ上値も狙える。十分主力銘柄で戦えると判断した。
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同社の割安度が増していることが分かるグラフを載せておきます。
この5年で売上155億→235億 / 経常12.4億→15.9億
一方PER約12倍→8.6倍 / PBR約1.5倍→0.92倍です。
✅グリーンクロスのPERの推移
15期連続で増収増益中ですが、株価はここ5年間横ばい(むしろやや下落)でPERは年々低下しています。
✅グリーンクロスのPBRの推移
割安度は増す一方ですね😅
このツイートを書いていて、やっぱりグリーンクロスは良いなぁと改めて感じたので、先ほど100株だけ1,040円で追加購入。持ち株合計はを5,100株となりました。
✅売上・利益の推移
非常に綺麗なグラフで15期連続で増収増益予定です。これは全上場企業3995社中7位の連続 増収増益記録です。
同社の不安材料も書いておきます
✅仕入れ価格/物流費/人件費の高騰
✅拠点展開に伴う競争激化
✅なぜ2017年の取材後6年間も東証鞍替えが実現していないのか
それらを加味したうえでも、ヘムは十分魅力的と判断してます。
おしまい
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